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切り傷

切り傷
皮膚が鋭利なものにぶつかってしまうと切り傷ができることがあります。

皮膚の厚みのごく浅い表皮だけが切れた場合は、出血があっても、しばらく圧迫していると止まります。屋外でのけがや、汚い物との接触でけがをした場合は、感染(化膿)の危険があります。生理食塩水か、または水道水でよく洗浄して、抗生剤入の軟膏をうすく塗ります。抗生剤を内服することもあります。1~2ミリひらいた表皮を、医療用のテープでよせながら固定することもあります。

皮膚の土台である真皮成分が、切れてしまっている場合、皮下脂肪(黄色)や、筋肉(赤色)、骨(白色)が見えてしまう場合もあります。損傷した組織を適切に縫合します。
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