川崎市宮前区|きりはら内科消化器クリニック|内科 消化器内科 内視鏡内科 外科 肛門外科

きりはら内科消化器クリニック|内科 消化器内科 内視鏡内科 外科 肛門外科|宮崎台駅 東急田園都市線

高尿酸血症 痛風

血液中の尿酸が高い状態が続くと、血液に溶け切れなかった尿酸が結晶化し、体内に蓄積します。この状態が高尿酸血症です。

尿酸が高いだけでは、自覚症状はありません。高尿酸血症は、痛風や尿路結石の原因となり、痛みを生じます。

痛風発作とは、蓄積した尿酸の結晶は体が異物として認識され、炎症が起こります。

尿路結石は、尿酸が腎臓にたまって結石ができると背中に痛みが生じ、結石が尿管や膀胱に移行するとその部分で炎症を起こし、激痛を生じます。これが尿管で起こった場合は尿管結石、膀胱で起こった場合は膀胱結石といい、これらを合わせて尿路結石と言います。

高尿酸血症は、肥満や高血圧、脂質異常症、高血糖を複合的に合併することが多くなっています。また、脳卒中や心臓病などになりやすくなります。このように、痛風発作などの合併症を起こす前に尿酸値をコントロールすることが重要です。治療が早期に必要な場合もあり、症状がないからといって放っておかず、ご相談ください。

高尿酸血症を予防するためには、食事や運動など生活習慣を改善することが大切です。

また、プリン体という物質から尿酸は作られます。プリン体は、ビール・鶏卵・魚卵・肉・魚などに多く含まれています。たんぱく質食品(肉・魚介類・大豆製品・卵)の過剰摂取を避け、アルコールを摂り過ぎないように注意しましょう。また、水分をしっかりとることは尿酸の排泄を促します。海藻や野菜類をしっかり摂ると尿がアルカリ性に傾き、尿酸が排泄され、結石を作りにくくなります。バランスのよい食事をこころがけましょう。
高尿酸血症 痛風
尿酸値が高い場合には、ウォーキングなどの有酸素運動を適度に継続して行うことが大切です。過度な運動は尿酸が産生されやすくなり、尿酸値が上昇しますので注意が必要です。分からないことはお気軽にご相談ください。
川崎市宮前区 きりはら内科消化器クリニック|内科 消化器内科 内視鏡内科 外科 肛門外科|宮崎台駅 東急田園都市線