肝機能障害
肝臓は、腹部の右上寄りにある大きな臓器で、数多くの機能を担っています。
肝臓の機能は、栄養素の代謝、毒物の解毒、薬物の代謝と排泄、免疫機能など多岐にわたります。
肝臓に異変が起こると、全身をめぐる血液に多様な変化が現れます。
健康診断などで指摘された場合、再度血液検査を行ない、症状と照らし合わせながら、肝臓に何が起きているか検査する必要があります。
ウイルス感染によって肝臓に生じるウイルス性肝炎があります。A型、B型、C型感染などがあります。
急性ウイルス性肝炎の場合、全身倦怠感、食欲不振や悪心・嘔吐、発熱などの症状が比較的強く現れます。血液検査で検査を行ない、肝臓の負担を軽減するため、入院して治療する場合が多いです。
慢性ウイルス性肝炎の場合、自覚症状はそれほど強くはなくら全身倦怠感や食欲不振などがみられる程度です。血液検査で検査を行ないます。
治療は、肝硬変への進行と肝細胞がんの発生を予防することです。注射薬や内服薬などで治療します。
肝炎ウイルスは川崎市で検査を受けることができます。→ こちら
