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大腸ポリープ

大腸粘膜に隆起(りゅうき)する組織を大腸ポリープといいます。ポリープは、直腸とS状結腸に高い確率で発生し、大きさは数ミリから3センチ程度まであります。最も多いのが腺腫です。この腺腫が問題で、大腸に100個以上の腺腫ができるのを大腸腺腫症といい、放置すれば大腸がんを発生します。腺腫のポリープは数年かけて進行し、その一部ががん化します。

よって、大腸のポリープのほとんどが治療の対象となります。腺腫は内視鏡で切除可能です。がんは、初期の場合内視鏡で切除可能ですが、なかには、リンパ節に転移するものがあり、その場合には外科的に切除が必要になります。
大腸ポリープ

〈症状〉
小さなポリープはほとんど症状がありませんが、大きくなってくると、便潜血や鮮血便の症状がでます。若年性ポリープはしばしば自然脱落して下血します。大きなポリープでは腸重積をおこしたり肛門外にでてしまうこともあります。

〈治療〉

腺腫の疑いがあるものは切り取ります。
基本的にポリープは、内視鏡で見ながら切除(ポリペクトミー)します。大きな病変は内視鏡による粘膜切除にて切除し、病巣全体の病理検索を行います。5ミリ以下のポリープではがん化のリスクが低いため、焼灼切除し、生検を行います。非腫瘍性の小さなポリープは基本的には治療をしませんが、若年性ポリープなどは症状によってポリペクトミーを行います。

当院では大腸検査による観察と小さなポリープを切除することが可能です。大きなポリープや病院での治療が望ましい場合、適切な医療機関へつなげます。
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